大洗サンビーチ内パラモーター利用ガイドライン

(バージョン3)改定日:2025年9月4日
★変更概要★ 別紙 エリアマップ1-2 潮騒の湯 フライト禁止エリア拡大、別紙追加

大洗サンビーチは公共の場であり、原則として誰もが一定の制限の元で自由に利用できる場所であります。
パラモーターフライヤーも同様に(後述の時期を除き)利用することが可能です。
本ガイドラインは、フライヤーが適切にサンビーチを利用し、様々な関係者と良好な関係を維持し、今後も継続して大洗の空を楽しむためのものです。

パラモーターフライヤーの自由な空を守るため、ご協力をお願いします!!

1. 目指す状態
1) パラモーターフライヤーを含めたサンビーチを利用する全員が、楽しくそれぞれの活動ができる状態
2. 本ガイドラインの目的
1) 関係各所との調整、及び寄せられたご意見への対応の円滑化
2) 1)の結果を分かりやすく、パラモーターフライヤーへ伝える
3) 大洗サンビーチでのパラモーターでの事故を未然に防ぐと共に、最悪の事態に備える
3. 飛行禁止空域 ★★★最重要‼★★★
1) 別紙 エリアマップ1~3参照
4. テイクオフ(TO)、ランディング(LD)区画
1) 別紙エリアマップ1~2参照
2) ②TO、LD区画以外の場所へ不時着した際は、管理者へ一報を入れてください
3) 専有区画ではないため、他の利用者がいても排除する権利はありません。事情を丁寧に説明し任意で移動してもらう、もし移動してもらうのが難しい場合は、フライヤーが十分な配慮をしてフライトしてください
5. 飛行高度について ★重要!★
1) 飛行エリアマップ1~2参照
2) 人の多いサンビーチ及び駐車場上空は100m以上、港、住宅地等上空は300m以上とし、常に安全に不時着できる場所を確保し飛行してください
3) ③TO、LD空域のみ最低高度の制約なし。空中接触をさけるため、この空域は原則1機のみで利用とし、他のフライヤーの動きに注意し、コミュニケーションを取って、譲り合って利用しましょう
4) 最高高度(飛行可否含む)は、以下情報を参照の上、各フライヤーの判断で飛行してください
● 自衛隊戦闘機が、サンビーチ上空 高度650m、涸沼周辺500m程度を高速で飛行することがあります
● 自衛隊戦闘機は有視界飛行のため、雲底が低い場合は300m程度で飛行する事があります
● 戦闘機の訓練は基本平日のみですが、ホットスクランブルで時間を問わず飛行する事があります
● タンデム体験営業日は、TO区画を中心とする半径1.5km高度600m以下の範囲を飛行する旨を、百里基地へ通報します。(あくまで情報提供であり、どう対処するかは百里基地の判断です)
● その他、自衛隊、県警、救急、民間の航空機が、大洗を含むエリアを低空飛行する事があります
6. フライト禁止時間及び期間 ★重要!★
1) フライト禁止時間:日没後~AM8時
2) フライト禁止日:各種イベント及びその準備期間等、関係各所と連絡を取り、以下でお知らせします
● フライト禁止日告知アドレス: https://sorapura.net/ooarai_sunbeech_calendar/
● 主なイベント:海開き(例年は7月中旬~8月中旬)、サウナ&花火フェス(例年は9月末ごろ)、バイクレース(例年は3月下旬)
3) 以下LINE公式アカウントの 『フライト禁止日』 ボタンからも確認できます。

https://lin.ee/fTZlbCGQ
7. ビジターフライトについて
1) 初めてビジターフライトをする方には、フライト前に以下LINE公式アカウントより、お友だち登録いただき、以下情報を登録お願いします。
● アドレス: https://lin.ee/fTZlbCGQ
● バーコード:↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

2) 初回のみ:『メンバー登録』 ボタン
● (必須) お名前 / 携帯番号 / 緊急連絡先電話番号
● (任意) JHF又はJPMAの登録番号
3) フライトする際 毎回:『フライト日登録』 ボタン
● (必須)フライト予定日 / パラグライダーの色
4) 上空無線周波数 ★★★最重要‼★★★
● 上空デジタル無線:上空波チャンネル CHS2、ユーザーコード UC 123
► サンビーチのすぐ隣の第四ふ頭(『Welcome OARAI』の場所)が、防災ヘリ(主に海難救助)とドクターヘリのランデブーポイントになっています。緊急時には、消防より管理者へ電話連絡がきて、当日登録されたフライヤーへ着陸するよう無線又は電話にて連絡します。パラモーターフライヤーのせいで、“助かるはずの命が失われる”ことがないよう、サンビーチ周辺では常時無線連絡が取れるよう、装備確認を徹底お願いします。
5) JPMA又はJHFの会員でない方は、フライト日を対象とする損害賠償付き国内旅行保険にご加入お願いします。
(2025年6月時点ではau損保が、その場で加入でき、補償が手厚くおススメです)
6) 原則2名以上での利用とし、無線等で相互に連絡が取れるようにお願いします。
7) 1名で利用する場合は、近隣の救助対応が可能な人及び管理者とすぐに連絡が取れるよう対応お願いします。
8. 体験タンデムフライト利用について
1) 大洗町からの要望として、離着陸頻度の高い体験タンデムフライトを行う場合は、1名以上の地上スタッフを配置し、TO、LD時の他の利用者の安全を確保してほしいとのこと。
9. 飛行装備
1) 緊急パラシュート及び、(海上を飛行する可能性のある場合は)浮力体の装着をお願いします。
10. その他
1) 万が一の事故や、苦情を受けた場合は、可能な限り速やかに管理者へ報告してください。
2) 管理者は、本ガイドラインを必要に応じて見直すと共に、以下関係先等と最新版を共有します。
● 大洗町役場観光課、茨城港湾事務所大洗港区事業所、水戸土木事務所
● 大洗町商工会、大洗町観光協会、及び潮騒の湯他、近隣事業者
● 警察、消防、海上保安庁、航空自衛隊百里基地
● JPMA、JHF
11. 管理者
1) 以下の者を、本ガイドライン及びビジター利用登録の管理者とし、関係各所との連絡窓口とする。
● 中村 哲也 Tel 070-8406-8539
制定日: 2025年 6月 10日
改定日: 2025年 9月 4日(バージョン3)
以上

別紙1 エリアマップ1

別紙 エリアマップ2

別紙 エリアマップ3

別紙(参考)
潮騒の湯(女湯 露天風呂)からの、空域の見え方(営業開始前に許可を得て撮影)
いずれの方向も、空域が良く見え、『見られているのでは?』 と、疑念を持つ入浴客がいてもおかしくはないと言えます。
パラモーターフライヤーの自由な空を守るため、引き続き、飛行禁止エリアの厳守に、ご協力をお願いします。

①第3サンビーチ方向(南東方向)

②第2サンビーチ方向(北東方向)

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